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EC支援事業について

EC支援事業について

前回のブログで、森から、ECdrivenに舵を切ることについてお伝えしました。今回はBtoB領域にフォーカスして、中長期でどのように事業を推進していくのかを、私加藤から説明したいと思います。

さて、世界的に猛威を振るうコロナウィルスは、人々の生活に大きな変化をもたらしました。中でも、デジタルマーケティングに関わる我々として見逃せないのは、緊急事態宣言を経て、消費行動が変化したこと。

それにより、多くの企業がECへの参入を推進したことで、EC化率が先進諸国と比べて低い国内においても、競争が激化しました。

その一方で、グローバル経済の発展による越境コマースの成長拡大や、SNSの浸透による、ソーシャルコマースやライブコマースの誕生など、新たな流通の仕組みが浸透しつつあります。

これらの環境変化は、モノづくり企業に対して、成長の機会をもたらしますが、上手く順応できない企業にとっては、脅威となっています。

半年ぐらい前でしょうか、ECに課題を抱えるお客様とお話をする中で、モノは優れているのに、こうしたデジタル化の波に対応できないことを、悩まれているお客様が多いことに気づきました。併せて、過去の問い合わせメールも見返しましたが、

そこには「デジタルの知見を持ったスタッフがいない」「社内にリソースがない」「そもそも、何をどうして良いか分からない」という声が、多数ありました。

日本のモノやサービスにおいて、国際競争力が低下していると、様々なメディアで報じらて久しい。しかしながら、未だに世界に誇れる優れたモノやサービスが多数存在しているのも事実であって、まだまだ磨きをかけられる。
デジタルの波に乗れないことが、成長の阻害要因や、脅威になることのないよう、お客様を支援したい。烏滸がましいけど、そのように思いました。

「セラーがものづくりに専念できる環境を提供する」

今回新たに掲げた部門ビジョンは、そうした背景から設定しました。

我々には、BtoCのコマース事業部が培ってきた、メーカーとしての多くの成功体験や失敗体験、BtoBではデジタルマーケティングにおいて、顧客課題を解決した多数の実績があります。

「今さらEC支援?」と思われる方もいるかもしれません。ただ、我々はそうは考えていません。今こそ、これまで培ってきた社内リソースを集中させ、ECをテーマにリモデルし、市場課題にフィットさせるベストタイミングだと思っています。


次に、ECへのリモデルにおいて、Amazonコンサル・代行サービスから着手することについての理由も、少しお話をしておきます。

理由は3つありまして、1つ目はコマース事業部において、国内外のAmazonにおけるノウハウを多数保有していること。2つ目は、企業のEC参入において、ショッピングモールの最適化が必須になっていること。3つ目は、リモデルにあたり事業として標準化しやすいこと(属人化はデジタルマーケティングを支援する企業にとっての共通課題)。

もちろん、アマゾンに特化する訳ではなく、外部からのプロモーションやSNS運用、楽天やShopifyへの対応など、サービスの幅を拡大させる予定です。

これはココラブルメンバーにとっても、顧客支援の幅が拡がり、新たな成長機会に繋がると考えています。

今後、様々な困難に直面するとは思いますが、新たな使命を果たすべく、皆で頑張っていきましょう!

最後に、ココラブルでは積極的に採用を進めています。新たな部門ビジョンに賛同してくれる、新たな仲間が加わることを、今から楽しみにしています。

取締役 加藤陽一

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