会社のコト
H・G・ウェルズやドラえもんによって描かれる「タイムマシン」は、現実化されないがゆえに、常に “未来のモノ”でした。もちろん現在においても、見果てぬ夢の代名詞となっています。
ウェルズの小説から約百年後の現在、世界は大きな変革の中にあります。デバイスやプラットフォームの発達と情報の拡大は、様々なサービスやコンテンツを産み出しました。デバイスが変わり、シチュエーションが変わり、人々の意識や行動が変わり、そして世界が変わっていく。
そんな時代の変わり目に私たちは立っている、そして見果てぬそれぞれの「タイムマシン」を追っている。その思いこそが私たちを突き動かす原動力の1つです。
一方で、たとえ情報が膨らみテクノロジーの進化が進んでも、人間は変わらず食事をし睡眠をとり生活を営んでいきます。何万年も変わらず、喜び、悲しみ、楽しみ、それらを受け継いで生きてきたし、これからもそうやって生きていく。
それぞれの人生がまさにかけがえのないものであり、その生活の刹那にある、キラキラし思いのつまった、何十年か後でも思いだす感動を呼び起こすこと。
お客様のためにその感動を創ることに勝るものはないとも思うのです。
例えばロックフェスで目当てのアーティストのステージに小走りに駈けていく瞬間。例えばある朝積もった窓の外の雪を見て奇声をあげる瞬間。例えば旅で出会った友人と、遠く離れた別の土地で偶然出会った瞬間。
世界中の人が、物が、情報が加速度的につながっていくこの時代の中で、私たちの生み出すサービスやコトが少しでも誰かに対し輝きを持てるものでありたい。さらには、デジタルの力により世界の“つながり方”すらを変えることで、世界をよき方向に進めたい。
そんな思いを込めて、株式会社ココラブルを立ち上げました。必ずしも未来はバラ色の夢物語ではないかもしれないけれど、それでも不確かな未来をドキドキワクワクしながら作り上げる権利は私たちにもまだ残されているように思います。
そして、初めてインターネットに触れたときに感じた、「世界はもっと面白くなる」というインスピレーション、そのインスピレーションこそが私たちの旅の始まりであり、私たちの全てでもあると考えています。
「世界を僕らの遊び場に。」
代表取締役