少し涼しくなってきて、あふれる食欲を持て余しています。
セブン-イレブンの甘納豆が手放せない、ブログチーム安部です。
月に一度のお取り寄せ会など、社内イベントが盛んなココラブル。そういえば、入社時に受けた説明で気になったことが…。
「“フェス休”があるので、フェスに行くときは使ってくださいね!」
フェス休・・・?
「フェス」といえば、真っ先に思い浮かぶのは代々木公園で毎回大盛況のタイ・フェスティバル。代々木公園のフェスティバルの再開はいつになるのか?なんてことが気になりますが、そのために会社を休んでもいいってこと??
詳しく聞きそびれていましたが、やっぱり知りたい!ということで、さっそく代表の森に話を聞きました。
フェス休とは
―まず、“フェス休”ってなんでしょう?制度について聞かせて下さい。
森 「音楽フェスティバルに行く」という理由であれば、2日間まで休みをとることができます。まずは上長に許可をとって、人事に事前に申請してもらえれば取れます。
フェスの開催日は土日のことが多いけど、遠方の場合は移動日もありますよね。もちろん、フェスに行くための移動日として使ってもらうこともできますよ。
―2日間までというのは、なにか理由があるんですか?
森 日本の代表的なフェスである、フジロックを基準に2日に決めました。フジロックは金土日の3日間がメインになるので、2日休みがあることで楽しみ方の選択肢が広がります。例えば、金曜日と月曜日に休みをとって、3日間をフルで楽しんでゆっくり帰ってくる、ということもできるし、木曜日と金曜日を休みにして前夜祭から参加してもいいですよね。フェス休を上手く活用して、目一杯楽しんで欲しいと思ってます。
―なるほど。確かに、フジロックのようなフェスで翌日が仕事だと、目一杯楽しめないですもんね。以前は、よくフジロックに行っていたと聞いていますが、何かフジロックのおすすめ情報があれば教えて下さい。
森 最近は行けてないんですよね…。
―え、行ってないんですか!
森 4年前くらいまではよく行ってたんだけど、最近は子供もいるし、仕事も都合がつかなかったりして行けてないんです…(伏し目がちに)
おすすめ情報とかは特に無いですけどね…、強いて言えば、オレンジコートの脇を抜けていったところに、グラスでモヒートを出してくれるところがあって、そこのモヒートは美味しくてよく飲んでましたね。
―なんとも言えない情報ですね…(笑) でも確かに、自然の中で、音楽聴きながらグラスでお酒を飲めたら気持ちよさそうですね。
森 音楽を聴きに行くのはもちろんだけど、出演するメンバーも応援したいと思っています。社内にバンド活動をしているミュージシャンがいますが、本人とは個別に話して、フェスに出演する場合は“フェス休”を3日にする、と約束しました。
―おお、出演の場合は1日多く取れるんですね。バンドマンに優しい制度ですね。
インターネットの検索では体験できない、未知の経験をして欲しい
―「フェス」というと、私の場合は音楽フェスティバルよりも「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」みたいな映画祭とか、趣味のヨガの「ヨガフェスタ横浜」なんかが思い浮かぶのですが、そういったものでも“フェス休”は取れるんですか?
森 う~ん、現状は「音楽フェスティバル」に絞っています。
“未知の経験をする”というのをテーマに福利厚生を考えていて、“フェス休”はあくまでその第一弾です。
今後はもっと長期の休暇を取れるようにするなど、構想はあります。
―未知の経験、ですか。確かに、日頃仕事に追われてばかりだと、なかなかそういう経験は出来ないですよね。
森 例えば、インターネットで情報に触れるときも、いつも同じ環境にいたら、どんどん自分の趣味趣向の中にこもってしまいますよね。検索するキーワードも、仕事に追われてばかりで未知の経験をしていないと、面白くなくなってしまう。
―働いている中だと、やっぱり時間がネックになりますよね。1日24時間の中で仕事をして、家のことをして、ってなってくると、どうしてもできることが限られてしまいます。
森 会社というのはもちろん、利益を出さないといけないです。だからといって自分の時間を犠牲にするという考え方は、ココラブルのメンバーにはして欲しくないんですよ。それって、受け身な働き方だと思うので。
ココラブルメンバーには常に面白い人でいて欲しいと思っています。
フェスって、聞いたことなかったアーティストやライブに触れ合えることがよくありますよね。あ、こんなカッコイイグループあったんだって。フェスって、短期の休暇で触れられる“未知のもの”の1つだと思います。だから、仕事に追われてフェスに行けないっていう状態は不利なので、このフェス休を活かして欲しいと願っています。
―“フェス休”の他にも考えている制度はありますか。
森 まだ構想段階だけど、一番やりたいのは“旅休”ですね。長期の旅ってなかなか行けないと思うんだけど、やっぱり旅が一番未知の経験ができるから。
ただ、今1ヶ月とか休まれてしまうとちょっと困るので(笑)、まずはできるところから制度に取り入れていこうと思います。
フェス休を取得したメンバーにきいてみた
“旅休”が実現したら、インドに長期滞在したいなぁ、なんて思いをはせつつ、まずは最近“フェス休”を取得した、ゆづゆづに話を聞きました。
―何のフェスに行ってきたんですか?
ゆづゆづ 8月の2日~3日に、茨城県のROCK IN JAPAN FESTIVALに行ってきました!やっぱり、知らないバンドがいっぺんにたくさん観れるのが楽しいですね。秦基博では号泣でした!
―ゆづゆづは入社する時から“フェス休”のことを知ってましたか?
ゆづゆづ はい。転職サイトを見ている時に、「“フェス休”あります!」というのが目に止まって、もともと音楽もライブも好きだったので、すごく興味を持ちました。フェスに行きたくても、なかなか会社によってはそういうことで休みにくいですよね。制度として整っている会社であれば、周りの理解も得やすいのかな、と思って入社したら、実際その通りでした。
―普段も行きたいライブにはいけていますか?
ゆづゆづ たまに、早退してライブに行かせてもらっています。もちろん普段の業務は大変だけど、上手く気分転換できてます。周りの理解もあるので、あんまり気まずくないのが嬉しいですね。
ロック女子社員ゆづゆづは大いに“フェス休”を活用しているようですね。
思いっきり楽しんで経験したことを仕事に活かせるように、これからもフェス休を活用していきたいものですね。