学校の勉強と実務、何が違うの?ココラブルってどんな会社?
2015年度新卒のゲッティがインターン当時語ってくれています。
今年度新卒のゲッティですが、彼は入社前からインターン生としてココラブルで働いていました。
当時のインタビュー記事を紹介します。
猛暑日が続き、早くも夏を越す自信を失くしています。
ブログチームの安部です。
20代後半~30代が中心の社員たちが暑さに参っている中、ひときわ元気に動き回る、ハツラツとしたメンバーたちが居ます。それが、ココラブルの学生インターン。
今回は、学生インターンの一人、通称“ゲッティ”に、ココラブルのインターンについて、学生からみたココラブルという会社についてなど、話を聞いてみました。
自分で考えて自分で動くのが楽しい
-ゲッティは、所属するデータマーケティング室の中で、欠かせない存在になっている印象があります。今はどういったことを任されているんですか?
何か作業をふられるということではなくて、週3で出社して、「今日はこれをやります」と社員さんに報告して、自分で考えて、自分で動いています。世界中の売買データの分析を担当していて、どこで、何が、いくらで売り買いされているのかを調査・分析しています。最近入社されたアルバイトさんの業務管理も担当しています。
-自分で考えて動くっていうところが面白そうですね。
そもそも、なぜゲッティはインターンをやろうと思ったのでしょうか?
友人が企業でインターンとしてiOSのアプリ開発をしていました。どんどん成長していく彼の姿をみて、僕もインターンに興味を持つようになりました。
その友達以外でも、やっぱり周りでもインターンやる人は多いですね。
僕の場合は、いわゆる「意識高い系」・・・に、なりたい人っていう感じでした。
-なるほど、では、他の会社のインターンもやっていたのでしょうか。そんな中で、ココラブルのインターンに応募したきっかけは何ですか?
大手人材会社や大手IT企業、大手広告代理店でのインターンに参加していました。
また、首都大学東京のゼミと合同で開催したデータ解析コンペで優勝したりもしていました。
ちょうど大手広告代理店のインターンとデータ解析コンペが終わったのが10月で、優勝したことですっかり気を良くした僕は、「データ解析をやりたい!」という思いが強くなり、データ解析ができるインターンを探し始めました。
-さすが、意識高い系だね。優勝して、味をしめちゃった感じだね。
はい。相当天狗になっていました(笑)
しかし、ちょうど大学3年生の10月ということで、就活の時期と重なるので、なかなかインターン先が見つからなかったんです。そんな中で、ココラブルの面接で岡弘さんと話して、インターンやってみよう、ということになりました。
実務を通して知った、学校の勉強とビジネスの違い
-データマーケティングがやりたい、ということで入社してくれたのですが、2013年10月時点だと、まだデータマーケティング室は設立されていないころですよね。初めはどういったことを担当していたのでしょう?
まずはソリューション事業部のFacebook広告のデータ分析を担当しました。
学校では統計学の勉強をしていて、購買データなどをエクセルや統計ソフトを使って分析するんです。なので、分析はできると思っていたのですが、WEB広告については全く知らない状態だったので、 “CVR(※1)”や、“CPA(※2)”といった専門用語も全く分からず、初めのうちは用語の勉強が中心でした。
半月ほど勉強期間があって、徐々にピポットテーブルを使って年代別、男女別の傾向を分析して報告していました。さらに、ダイレクトマーケティング事業部のECの分析も任されるようになりました。
手慣れた様子でパソコンを操る姿は、すでに風格があります
-希望通り、データ分析を担当していたようですが、やりがいはありましたか?
正直な感想としては、「自分がやりたいのはデータ分析じゃないかもしれない」ということでした。データをもらって分析するだけでなく、その後の施策を行ったり、行った施策の結果を分析して次の施策を考えたりといった、全体を見たいと思ったんです。
-学校の勉強だとデータ分析が面白いと思ったけれど、実際に業務を行ってみたら少し視点が変わったんですね。
学校の勉強ですと、分析したら必ず“気持ちのいい結果”が出るようになっているんです。正解が決められている感じです。
しかし、実務でデータを分析していても、気持ちのいい結果は出ません。分析結果を出すことがゴールではなくて、その先の、お客さんがものを買ってくれるというところまでを見通さないといけないと気づいたんです。
そこで、上長に相談して、一つの案件を一貫して担当させてもらうことになりました。運用担当として、自分でPDCAを回して改善を繰り返しました。データ分析をして傾向をみて、効率のよいところに予算をかけていく、という予算調整を細かく実施した結果、大幅に売上を伸ばすことが出来ました。
-実際に数字で結果を出せて、達成感がありますよね。
はい。ただ、広告クリエイティブを考えるのが苦手なので、そこは課題です。社員さんたちと打ち合わせをしていると、みんなどんどんアイディアを出すのですが、僕はその辺りが苦手みたいです。
※1 CVR:コンバージョンレート。クリック数に対し、成果が出た割合
※2 CPA:成果あたりの広告費用単価
今のうちは、色々なことに挑戦していきたい
-データ分析をして売上を伸ばすことだけでなく、他のことも意識しているのですね。
はい。経験したことのないことは、まずやってみたいんです。プログラミングも挑戦したいですし、営業にだって興味があります。自分に何が向いているのか、やってみないと分からないので、どんどん挑戦していきたいです。
-将来どうなりたいというイメージは有りますか?
僕は器用貧乏なので、学生のうちは、その器用貧乏を活かして、幅広いことにチャレンジしていきたいです。でも、社会に出てからは、「これだ」というものを極めていって、有名になりたいですね。能力を認められて有名になるために、今はその分野を模索している段階です。
一見クールだけど、内側はアツイ。それがココラブル
-野心があっていいですね。最後に、ゲッティから見たココラブルって、どんな会社ですか?
ベンチャーなのに、いい意味でベンチャーらしくない会社ですね。
ベンチャーだと、「みんな頑張ろうぜ!!」というアツさむき出しの会社が多い気がしますが、ココラブルの社員さんは一見クールな人が多い。でも、よくよく話を聞いてみると、内側には野心を秘めていて、明確な目的があってココラブルで働いている、という印象があります。
働いていても、「これをやれ」と言われない環境だからこそ楽しいと感じます。自分で考えて自分で動くことが出来るチームだからこそ、僕も楽しく働いています。
“自分で考えて自分で動く”というのは、楽しく働くための基本ですよね。
思う所があれば気軽に上長に物申せる、という距離の近さも、ココラブルのような小さな会社ならではかもしれません。
ゲッティの金髪に負けないように、社員も輝いて行かなければいけませんね。