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ココラブルの歴史 創業〜現在までの歩み

ココラブルの歴史 創業〜現在までの歩み

みなさん、こんにちは。人事のしほです。
今月、15期目を迎えたココラブルですが、創業から現在に至るまで様々な変化と挑戦を続けてきました。
今回は代表の森さんへ「ココラブルの歴史」をテーマにお話をお伺いしましたので、みなさんにシェアさせていただきます★

– ​創業のきっかけについて教えていただけますか?
率直に言うと、まず自分でやってみたかったというのが1番の理由ですね。
僕は元々アイ・エム・ジェイ(以下、IMJ。現アクセンチュア)というデジタルマーケティングのグループ会社で、色々な経営や事業に携わらせていただいていました。
その中で、もっと自分がやりたいようなサービスを、一緒に働きたいメンバーと仕事をしたいと思うようになったという気持ちが一番最初の背景です。

– 最初のビジネスアイデアはどのようなものでしたか?
初めから事業を複数立ち上げようと思っていたんです。
当初はサービスも商品もありませんから、付加価値を提供する広告事業がまず一つ。あとはメディア事業。そして、EC事業はどうしてもやりたかったので、この三本柱をイメージしていました。

– IMJ時代にご経験のある領域だったんですか?
IMJで勤めていた時に広告事業を立ち上げて、その後にメディア事業とアフィリエイト事業を事業開発した経験があります。
ただ自分たちで販売するECの経験だけはしたことがなかったので、これは起業したらやりたいと思っていました。
広告や制作のようにお客様のために付加価値を出す事業も素晴らしいんですけど、ECで実際にものを販売するって、また違うんですね。やはり製品自体に責任が発生するじゃないですか。すごく大変だけど、お客様の喜びもダイレクトに受け取れるし「いい商品ですね」と評価されたらめちゃめちゃ嬉しいし。実際にいい商品でないと嘘をついてお客様に提供することになっちゃうので、その最終的な責任まで持ちたいと思っていました。

– 創業時のメンバーは?
2011年に創業してからは、会社の経営コンサルや営業コンサルなどを中心に半年くらいは1人でした。
IMJの頃からの知り合いだった、ツヨシさん(現クリエイティブ室のメンバー)を筆頭に一緒に働いてきたメンバーが少しずつココラブルに加わっていきましたね。

– 初めての成功体験とそのときの感想は?
それはもう、IMJからメディア事業部を事業譲受したことですかね。
事業と共に一緒に働いてきたメンバーもココラブルへきてくれたので、また一緒に働くことができるととても嬉しかったことを覚えています。

– 成長の過程で最も困難だったことは何ですか?
もちろん、事業や業績に関しても悩むことはありましたが、僕が一番しんどかったのはメンバーが退職していく時でした。ポジティブな理由で卒業していくメンバーもいるし、方向性の違いとか、うまくついていけない、といったネガティブな理由もあったりします。
いずれにしてもメンバーが離れていくことが、とても寂しくてしんどいですよね。
ココラブルは強烈なビジネスモデルを作って経営をしている会社ではないんですよ。
メインは所属するメンバーの付加価値をお客様に提供していくビジネスなんです。付加価値事業は、競合が出てきてもお客様を大切にしていれば生きていけるビジネスではあるんだけど、ノウハウを持っている人が退職していくことが経営上の最大の脅威なんです。
だから人が辞めていくことは、個人的な寂しさだけではなく、会社経営としても大きなダメージでもあるんですよね。

– ​会社の理念やミッションについて教えてください。
現在のミッション・ビジョン・バリューは、メンバーを募って立ち上げたビジョン室にて練り直したものです。
ココラブルの社名って、「心」と「able」という2つの言葉から作った造語です。ロゴにも「心」の漢字が入っているように、僕はネットを使って人の心を動かしたい、という思いがとても強いです。
それはお客様の心やその先のユーザーの心、もちろんメンバーの心もいい形で動かしていきたい。
そのため、マーケティングというものを生業にしました。ただマーケティングって、人の心を動かせるとっても強い武器だけど、逆に正しくないことにも活用できる。なのでそこは意識して事業を行っています。
僕たちは、いい商品やサービスを届けるためにSNSや媒体を使っていくべきだし、その矜持がなくなるとココラブルじゃないと考えています。

– ​これまでのターニングポイントとなった出来事は?
前述の通り、メディア事業部を買収したのが前半のターニングポイントでした。メンバーが増えたことでやれることが増えたので事業開発をたくさん展開させることができました。
一方で、2021年〜2022年に事業方針を変えたり事業を絞っていく中で、創業役員だったメンバーが退職することになり今の体制ができていくようになったのは、後半のターニングポイントではあるのかなと思います。
新しい幹部も増えて、これまで以上にメンバーのイニシアチブが発揮されるようになったと思います。
職人タイプの人が多かったけど、みんなで課題解決をするために取り組めるようなカルチャーに変わっていったのかなと思いますね。

– これからのビジョンや目標は何ですか?
まず、2024年3月に発表したTOPPANグループへの参画は、とても大きな変化だと思っています。
今の僕の一番大きなチャレンジは、TOPPANグループという大きな会社の案件や信用を引き継ぎつつ、ココラブルのカルチャーやスピード感を維持していく、ということだと思っています。逆にメンバーには、ココラブルだけでは実現できないけどTOPPANグループであれば実現できる環境やキャリアパスをいっぱい作っておいてあげたいなと思っています。
広告運用からスタートして、4年後に総合提案をしたくて退職するのは勿体無い。そんな時にTOPPANで挑戦してみようかとかグループ間で取り組めるようになっていくと嬉しいです。

– 最後に、スタッフや顧客へのメッセージをお願いします。
お客様にもメンバーにも「ありがとうございます」の言葉に尽きますね。
ココラブルは本当にお客様に支えられてここまでやってこれた会社です。
なので、本当にその積み重ねを継続させていただきたいと思っています。

メンバーに対しては、色々な環境変化はあるんだけど本当にポジティブに考えてくれます。
「変化はピンチじゃなくて常にチャンスである」って、よく話すんですが、これからの変化もお互いのチャンスとして一緒に向かっていきたいと思います。

いかがでしたでしょうか🙂
失敗を恐れず挑戦し続ける面白さや楽しさを覗けたような気がしますね。
今期もココラブルメンバー、力を合わせて取り組んでいきましょう!

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