こんにちは、人材育成室室長のryukeiです。
ココラブルの人材育成室は2022年に発足した社内では比較的新しい組織になります。
今回は人材育成室が運用する教育プログラムについてお話させていただきます。
ー 人材育成室の役割と目的
ココラブルでは業界未経験の方も積極的に採用を行っています。
ココラブルに入社後、業務に必要な基礎スキルの習得とその後の中長期的なスキルアップを支援することが人材育成室の役割になります。
人材育成室の活動の目的は大きく3つあります。
1.短期間で一定のスキルレベルまでの成長を促進
2.OJTトレーナーに依存する教育のばらつきを解消
3.社員のキャリアデザインを支援
これらの目的のため、ココラブルの人材育成を体系化したものが「教育プログラム」です。
ー 教育プログラムの実施方法
教育プログラムでは「成長モデル」に沿ったカリキュラムを設計しています。
成長モデルは、ココラブルに入社してから「どれくらいの期間でどのようなスキルが身についていくか」を具体化したものになります。
成長モデルではスキルの習得レベルを「ノービス」「アドバンスド」「プロフェッショナル」「エキスパート」「スペシャリスト」の5段階のグレードで設定しています。
職種・グレードごとに習得すべきスキルや習熟度の要件を定義しています。
グレードのスキル要件に応じて、スキル習得のための教育プログラムを実施します。
ー 教育プログラムの内容
プログラムは独自のテキストを用いた講義形式がメインとなりますが、受講者のワークやプレゼンテーション、講師のフィードバックを入れ込むことで、理解度を高める工夫をしています。
講師は先輩社員が行います。
入社してプログラムを受けた社員が1、2年後には講師になり、後輩にプログラムを実施するサイクルが出来上がっています。
ー 教育プログラムの作成方法
教育プログラムは人材育成室が事業部のマネージャーと議論しながら作成しています。
マネージャーが社員に期待する成長スピードや、実業務とのタイミング・順序等を刷り合わせしてカリキュラムを組み、プログラムに落とし込んでいます。
ー 教育プログラムの今後について
教育プログラムの運用を開始してからこれまでに多くの方からフィードバックを頂いたので、それらを元にプログラムをより良いものにブラッシュアップしていきます。
また、現在の教育プログラムは一部の職種や初級グレードのみを対象としているため、今後は複数の職種と中上級グレードに対応する教育プログラムを構築していきたいと思っています。