「金融+で、未来をプラスに。」をグループのパーパスとして掲げるりそな銀行様。弊社(株式会社ココラブル)は2018年からデジタルマーケティング全般のコンサルとしてiDeCoの認知拡大、加入者を増やすためのお手伝いをさせていただいています。
今回は、弊社にデジタルマーケティングコンサルをお任せいただいている理由や、お取り組みの成果について、ご担当の青様にお話を伺いました。
お取り組みを始められた背景、経緯
Q.デジタルマーケティングコンサルを外注することになった経緯を教えてください。
A.2017年からiDeCoの加入資格が大幅に拡充され、多くの方にメリットのある制度となったことから、より多くの方々にiDeCoを知ってもらえるよう、Webなどのプロモーション施策に注力するようになりました。そこで、商品を提供するサイドである私たちの考えでなく、お客さまの視点で商品の良さを効果的にお伝えしていくために、外部に依頼することを検討しました。
Q.当社を選んでいただいた理由を教えてください。
A.お客さま視点での提案や分析をしていただき、しっかりサポートしていただけるので御社に依頼しました。
お取り組みの成果
Q.実際にお取り組みを始めてどうでしたか?
A.週次でのミーティングで密な情報連携をいただいているので、お客さまの動向に合わせたきめ細かなサポートもしていただいていると感じております。
また、銀行だけで施策を考えてしまうと、つい説明が難しくなってしまったり、iDeCoの申込に直結するプロモーションばかりを考えがちになったりします。
御社には、毎回お客さまの検討状況に寄り添ったご提案をいただけるので施策の幅も広がりました。
Q.弊社にコンサルを任せていただいている範囲や目的を教えてください。
A.現在は、資産形成の関心が高まり、iDeCoに興味を持っていただけるお客さまも増えてきました。
一方で、「なんとなく」iDeCoを知っている、「なんとなく」資産形成をした方がいいと感じてはいるものの、アクションに移せていない方も多くいらっしゃると思います。
御社には、このような「なんとなく」のお客さまにも『りそなのiDeCo』を知っていただけるよう、WEBを中心に非対面チャネルのプロモーションにおいて、全体の方針策定からクリエイティブの作成まで様々な業務を実施いただいています。
Q.貴社内で評価いただけている成果があれば教えてください。
A.2022年には、iDeCoの加入可能年齢が60歳未満から65歳未満へと引き上げられたり、企業型DCの加入者のiDeCo加入の要件緩和がされたりするなど、iDeCoの大きな法改正がありました。
御社には、このような法改正のトピックスにも迅速にご対応いただきました。
法改正を訴求したLP(ランディングページ)を作成してWebの広告運用を実施した結果、法改正の対象者からのiDeCo加入に結び付き、申込者を増やすことができました。
iDeCoの加入者が増えたことはもちろんですが、Web広告を通して当社が届けたいお客さまに法改正の情報が伝えられたというのはとても嬉しかったです。
今後の展望について
Q.今後iDeCo加入者をどのように、どのくらい増やしていきたいかなどの展望をお聞かせください。
A.税制優遇が魅力のiDeCoは、制度改正により加入できる方がますます増えています。
当社では、2023年4月よりiDeCoの運営管理機関手数料を無料にしたプランの取り扱いを開始しました。
運営管理機関手数料を無料にすることで、より多くのお客さまにご利用いただき、セカンドライフの充実や安心に向けた様々なお困りごとのサポートをしていきたいと考えております。
りそなグループの店舗を活かし、「iDeCoについてまだよく知らない…」「はじめてみたいけれど、どうすればいいのかわからない」という方にも安心して始めていただけるよう、りそなの強みをより多くのお客さまに知ってもらうことを目指しています。
今後弊社に期待することについて
Q.今後弊社に対応してもらいたいと思うことがあれば教えてください。
A.りそなのiDeCoをより多くのお客さまに知ってもらえるように、どんどん新しいプロモーションに挑戦していきたいです。
これからも、お客さまが知らずに損をすることがないように、届けたいお客さまに情報を届けられるような施策の実施ができるよう、引き続きよろしくお願いします。
インタビューあとがき
青様とは約4年ご一緒させていただいておりますが、常にお客さま目線で提案や施策のフィードバックをくださるので、弊社としてもお客さまの解像度が高まり、非常に助かっております。
iDeCoという商品の特性上、法改正などのトレンドにも大きく影響されるので、今後もスピーディに施策に取り入れながら、りそな様ならではの強みをお客さまにお届けし、加入者数増加に繋げられればと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!
株式会社ココラブル 執行役員 石毛 優樹