食と健康の課題解決企業として、健康食品や美容商材など幅広い商品を提供し続ける味の素株式会社様(以下、味の素㈱)。SNS専門広告エージェンシーとしてダイレクトレスポンスに特化した広告運用サービスを提供する株式会社ココラブル(以下、ココラブル)とは、SNS広告の黎明期にあたる2011年からのお付き合いになります。
今回、両社の新たな取り組みとしてTikTok広告の配信を実施いたしました。その結果、商品の定期購入への転換率がこれまでの主力媒体比で約135%改善する成功をおさめました。
成功までの背景や葛藤、具体的な取り組みや今後について、味の素㈱ご担当者の岩切様にお話しを伺いました。
TikTok動画広告の配信を決断した理由
Q TikTokを活用した動画広告に不安はありましたか?
A(岩切様)TikTok上のコンテンツはダンス系の動画が多く、10~20代を中心とした若い年齢層にマッチする媒体の印象をもっていました。
味の素㈱がご提供しているサプリメントを中心とした商品の「定期購入」につながる媒体としてはイメージできず、ココラブルさんから短尺動画での広告配信を提案された時も「ブランドイメージと合わないのでは?」という懸念と不安がありました。
しかし、ココラブルさんからの提案はチャレンジしてみよう!と思わせてくれるものでした。TikTokは「TikTok売れ」というキーワードが話題になったほど動画コマースのサービスへと進化していて、若年層に限らずユーザー層が拡大しているプラットフォームであること。そして、幅広いジャンルのコンテンツが投稿・視聴されており、動画ならではの訴求力と拡散力(TwitterやInstagramなど)に期待がもてること。さらに、顕在層のみならず潜在層まで開拓することでユーザーとの接点の最大化に期待ができることなどを伺い、媒体に対する不安はなくなりました。
また、ココラブルさんに対する信頼も決断を後押ししてくれました。長年お付き合いしていますが、広告数値だけではなく、事業そのものの成長に寄り添う広告運用を目指してくれています。そして、目先の利益や数値だけを追わずロイヤリティの高い顧客獲得を重視した取り組み方は、昔も今も変わりません。
媒体に対する安心感とココラブルさんへの信頼をもって、味の素㈱の商品でもリーチが望めると思いTikTokを活用した短尺動画での配信を決めました。
動画クリエイティブの印象
Q 弊社が提案したクリエイティブはいかがでしたか?
A(岩切様)サプリメント商品の動画広告を作成いただいた際には、商品の特性を盛り込みつつ、ユニークでTikTok上のユーザー投稿に近い内容にまとめてくださっていた印象でした。
TikTok動画広告を配信してみて
Q 配信の成果についてどう感じていますか?
A.(岩切様)他媒体と比較して、定期購入への転換率においては約135%も改善し、正直驚きました。期待以上の成果です。初回はお試し品をご購入なさるお客様が多い中、初回から定期購入を申し込むユーザーが多く、結果としてコンバージョンの質が高まり、出稿ボリュームも主力媒体に迫る勢いになってきています。
今後の取り組みについて
Q 今後、味の素㈱様が力を入れていきたいプロモーションや商品はありますか?具体的にあれば教えてください。
A (岩切様)現在短尺動画は、TikTokに限らずInstagramやYoutube、Pinterestなど様々なプラットフォームで主力コンテンツとなっているため、動画広告は一つの媒体に配信した後も多くの媒体で展開が可能だと考えています。
短尺動画広告への取り組みについては、引き続き広告のクリエイティブ作成から運用まで高いクオリティを持つココラブルさんに期待しています。また、今後もココラブルさんとは動画に限らず新しい広告分野へのチャレンジも積極的に試みていきたいですね。
以上、味の素㈱ご担当者の岩切様に、TikTokを活用した動画広告の配信に至る経緯から今後の展開についてお話をお伺いさせていただきました。
インタビューあとがき
味の素㈱様とココラブルの取り組みは10年以上に渡ります。きっかけはココラブルからのFacebook広告の提案でした。当時はFacebook広告の黎明期、活用している通販企業も多くはありませんでした。そのような状況の中、当社にいち早くお任せいただきました。それ以降、SNS広告の運用に限らずFacebook広告セミナーや広告の事例紹介にご協力いただくなど二人三脚で取り組ませていただいております。
消費者の行動や意識が多様に変化する時代においても、新しいチャレンジを積極的に受け入れられる味の素㈱様には深く感謝しております。今後ともココラブルのデジタルマーケティング事業が、ビジネスやサービスにさらなる貢献ができるよう尽力させていただきます。
株式会社ココラブル アドストラテジー事業部 マネージャー 佐藤 義也
■広告についてのお問い合わせはコチラから
https://www.cocolable.co.jp/contact/
■株式会社ココラブル 会社概要
社名:株式会社 ココラブル(Cocolable Inc.)
URL:https://www.cocolable.co.jp/
設立:平成23年4月
本社:東京都渋谷区渋谷2-7-5 ヒューリック渋谷二丁目ビル6F
代表取締役:森 美知典
資本金:5000万円
主な事業内容:
デジタルマーケティング事業/EC支援事業/自社EC事業(越境コマース/国内コマース)