こんにちは。ブログメンバーのまほまほです。
早いもので、ココラブルに新卒入社してからもう4ヶ月が過ぎようとしています。
まだまだ覚えることも多く、失敗ばかりの日々の中で、ふと、「遠い存在に思える社長や役員の方々も私のような『新卒時代』は誰しも経験してきたんだよな…」と思ったのです。
何か社会人1年目としてのヒントがもらえるかも!ということで、社長と役員陣にインタビューをすることにしました。
第1回はココラブルの代表、森さんにお話を伺ってきました。
鬼上司にしごかれた『地獄』のキャリア1年目
大学卒業後は、バックパッカーとしてアジアを中心に各国を放浪するなど、非常に密度の濃い時間を経て、「時代はデジタルだ」と当時モバイル分野で1位の会社に入社した森さん。
いったいどんな社会人1年目を過ごしたのでしょうか?さっそくお話を伺ってみました。
-社会人1年目を一言で表すと何ですか?
一言でいうと『地獄の日々』だったなぁ。
当時の上司が死ぬほど厳しい人で、何をやっても怒号がとんでくる。まさに鬼上司だったね。
ひどいときには、仕事でミスすると窓を開けて、「こっから飛び降りろ!」なんて言われたりして…。
「社会人ってこんな辛い日々を20年も30年も続けるのか…?」と驚愕した記憶がある。
-うわあ…壮絶な社会人1年目だったわけですね。その当時一番辛かったエピソードは何ですか?
久しぶりの休みに、友達と湘南までドライブに行ったときかな。
「さー!もう着くぞー!」ってときに携帯に上司からの着信が…。
「今すぐ戻ってこい!」と、もう海を目の前にして泣く泣くトンボ帰りですよ。
その後、即辞表を提出した(笑)結局、最初の会社は入社後半年しかもたなかったなぁ。
振り返ってみると、仕事のレベルを上げてもらったのも事実
-当時の鬼上司に対して、逆に感謝していることはありますか?
当時は本当に毎日が苦しい日々だったけど、振り返ってみると、当時の鬼上司の仕事の質・スピード・責任感はすごかったね…。毎日しごかれたおかげで、僕自身鍛えられたのは事実。
それに、社会人1年目であれだけ辛い思いをしたから、その後、ちょっとやそっとのことじゃ辛いと思わなくなったかな。
-当時の森さん自身を振り返ってみてどうですか?
当時はとにかく上司が怖かったし、僕も必死だった。
ところが、周りの人に、「いや森さんも怖かったよ」と言われて、怖いのは上司だけじゃなかったんだって気づいた。
鬼上司から感じていたプレッシャーを、僕自身も周囲に与えていてしまったのかも…と気づいてからは、なるべくそういうマネジメントはしないように心掛けているね。
当時の『地獄』の経験を生かした会社作り
-苦しんだ社会人1年目の経験が今のココラブルの環境作りという点で、何か影響を与えていることはありますか?
「ココラブルの社員が、社会人1年目の僕のようなトラウマを感じるようにはしたくない」という思いはある。
仕事をする上で、あまりにも強すぎるプレッシャーやストレスを感じたり、社員が萎縮してしまったりするような環境は作らないようにと心がけているね。
自分で自分に『適度なプレッシャー』をかけることも大切
-ココラブルの社員に求める働き方はありますか?
当時の僕のような『地獄』を味わう必要はないとは思うけど、かといって『のびのび』ばかりでも良くないと思ってる。
居心地の良い環境だからって、自由に何でもして良いという訳じゃないし、「自分は何をすべきか」、「どういう責任を果たすべきか」は常に意識して働いてほしい。
-では最後に、私たち新入社員に何かメッセージをいただけますか?
今のココラブルでは、当時の僕の鬼上司のような先輩もいないだろうし、強すぎる圧力もないと思う。
けれども、自分で自分にプレッシャーをかけることも時には大事。
高い目標をかかげ、「先輩を1日でも早く追い抜くんだ!」という気持ちで仕事に打ち込んでほしい。そうすれば、きっと成長につながると思う。
自分の心に『鬼上司』を
お話を聞いているこっちがお腹が痛くなってしまうほど、壮絶な社会人1年目を過ごした森さん。
自分がいかに恵まれた環境で働かせてもらっていたかを痛感しました。
ココラブルには森さんの当時の鬼上司のような人はいませんが、自由と責任のバランスがとれた、楽しいときはとことん楽しく、やるときはしっかりやる-そんな会社だと思います。
そして私自身も、心の中に『鬼上司』を作り、1日でも早く1人前になりたいと決意を新たにしました。