そう語ってくれたのは、ココラブル、ムープラのきっしーさん。
今回はココラブル内でも謎の多いムープラをご紹介します。
ムープラは、2015年4月に発足したチームです。
メンバーは現在4名。ブログメンバーのじゃるもムープラ所属です。
ムープラ制作の社員総会オープニング動画から抜粋
ムービープランニングチームって、どんなチーム?
ー今日はよろしくお願いします!ムープラはどんな雰囲気のチームですか?なんだかクリエイティビティに溢れていて、みなさん楽しんでいらっしゃるイメージなんですがいかがでしょう?
じゃあまず雰囲気について。みんな明るくて、制作業務が多いのでアナログな部分や感覚的な部分が多いけど、やってやろう!って気持ちが強いチームだね。
良いものをつくるには、メンバーそれぞれがイイ人で、信用しあっていないと言い合えない。
そういう関係性をつくりながらも、それぞれがこれからやってやろう!って気持ちを持っている人が集まっているんだ。
それと同時に、やっぱりできたばかりだから、新しいチームとして会社に貢献しなければいけないとみんなが思っているよ。
ー動画を取り扱うということで、社内でも本当に未知の領域ですもんね。みなさん細かなところまで、それぞれのこだわりをもっていらっしゃるイメージです。
では次に事業内容を伺えますか?みなさんのスケジュールを拝見していると、一日中撮影していらっしゃることもありますよね。
そうなんだよ。多い日は1日10本くらい動画とっているんだ。業務内容としては動画を撮って、それをさらに編集することかな。近年広告における動画の割合って増えてきているのは知っているよね?この現状を踏まえて、ネット広告に強いココラブルとして、強みであるデータの分析を利用し企画力をプラスした動画作成を心がけているんだ。
企画とデータの関係ってなんですか?
ー動画広告にどうやってデータを活かしていくかって、あまり想像がつかないのですが、どうやってデータを使っていくんでしょうか?
動画を見てくれる人たちが、何を求めていて、どんなことに対して興味をもってくれているかっていうことを分析するために使ってるよ。
極端な例かもしれないけど、Googleのトレンドの上位のキーワードをピックアップしていくと数字がのびる、みたいなね。つくる動画と関連性を持たせていくんだ。
最初の企画から再生数や、動画に対する評価の数字をベースに調整していくことを心がけているね。
ーそうなんですね。感性が重要そうな企画と、数値でしっかり答えが出てくるデータを組みあわせていくのって、なんだか難しそうですね……。
ー日々の業務から得たデータを使って仮説立てていくことなんかに気をつけているんだけど、仮説を立てるときに【データだけで仮説を立てないこと】はすごく大事だよ。
もちろんデータは大事だけど、人に焦点を当てて、それを感性に落とし込むことで見えてくるものもたくさんある。加えて分析することは真似できても、経験や魅せ方のような感性の部分はまねできないからね。
そして実際に動画でヒットを生んだときに、それをまぐれじゃなくて、そこでの経験やデータを使って再現性のある、狙ったヒットを次は打たないといけない。
動画全体でみると、トレンド×企画力×スピードっていう3つの組み合わせを大事にしているし、気をつけてもいるかな。
スピード感を持ってどんどんPDCAをまわしていくようにしている。
ーデータだけで仮説を立てないことですか……。感覚と数字のバランス感覚が求められるんですね。今きっしーさんが企画力、という言葉を使われていたんですが、企画とはなんなんでしょうか。
ニーズを把握し、そこに何か面白いことや有益なことを提供するベースを考える力のことをそう表現しているよ。つまりマーケットが何を求めていて、そこにどんなものをつくって、提供していくのかっていうこと。企画にも0→1を生み出す企画と1→100を生み出す企画っていうのがあるんだよね。例えば、次はこれを流行らせようってすることと、あるゲームが流行ってるから、それに関連させたら流行るだろうっていうのは全然ちがうよね。
ーそうですね。きっしーさんは0→1の企画ってどうやってつくるんですか?1→100の企画と違って、ものすごく経験やセンスを問われる気がするんですが……。
さっきの動画をつくるときに気をつけている3つの要素、トレンド・企画力・スピードに加えて、つくる人の感性が問われるところだね。
僕は日頃から本を読むことや動画を見ることを心がけている。本は雑誌なら月に十冊以上は買ってるし、雑誌と小説を除いても本は年間で200冊は読んでいるかな。実家も本だらけだったし、僕の家も本だらけ。
そして動画をつくっているわけだし、動画もすごくみてる。Youtubeにテレビ、テレビならバラエティもドラマもね。
ーそうなんですね!雑誌それだけ毎月買ってっていうのもすごいですね……。そして本も、そんなに読んでいらっしゃるんですね!きっしーさんの企画がたくさんでてくるのは引き出しがたくさんあるからなんですね。では最後に今後どういったチームにしていきたいか聞かせてください。
クリエイティブに新しいものを作って世間に出していける場所として、ムープラはまだまだやる事が山のようにある。だから楽しく結果を残すと同時に、自分の楽しいを世の中に提示してみんなに楽しんでもらいたいなと思ってるよ!!
きっしーさん、インタビューのお時間をいただきありがとうございます!
社内でもアツい仕事人として名を馳せるきっしーさん。インタビュー中の様子からも良いモノをつくってやる!!という熱意ががっつり伝わってきました。わたしの所属するソリューション事業部は、ムープラと、また少し違ったモノづくりになりますが、きっしーさんのように前のめりでアツい気持ちを、より押し出していこうと思いました!